忘憂草

先日ふとクワンソウの別名忘憂草・わすれぐさとなにげなくググってみました。
すると文庫本の表紙が目に飛び込んできたので、本屋さんから取り寄せました。

という訳で・・

久しぶりに時代小説を読んでおります。
江戸で手紙を配達する飛脚便の店が舞台設定、なぜか登場人物の話し言葉が歌舞伎調で頭の中を流れてきました。

現代人が忘れてしまった【情】の世界。
SNSが普及して、いつの間にか電話での会話も必要なくなり、相手の都合も考えず何時でもメールで要件を飛ばせる時代。手紙の文字だけで相手の身に何かあったのではと気持ちを馳せる時代の方が、人同士が深くつながっていたのだと思い起こされます。

1冊の文庫本に4編の短編小説が描かれていて、『忘憂草』は3本目。

端折りまくりのあらすじは・・・
商家をつぶしてしまった旦那と囲われていた妾が、別れた後も互いを思いやってこの世を去ってゆくという話ですが、別れた後の互いの住まいにそっと橙赤色(とうせきいろ)の忘憂草(わすれぐさ)が咲いていたという内容。

わすれ草とは憂いを忘れさせてくれるという意味でつけられた花名
何故かというと一本に20輪ほどづぼみをつけますが、1輪づつ朝開いて夜萎んでしまう一日花だから。
毎朝一輪づつ咲くあでやかな色の花を目にしては、幸せだったころの暮らしを想い、別れた相手の幸せに祈りを込めたのだろうなという話の終わり方に、人の心の儚さが感じられます。

今井絵美子さんという作家は2017年10月に没されています。
好きな言葉は「人は情の器」
その言葉のとおり、小さな文庫本の中は人の情があふれています。
歴史小説ですが、文体もとても読みやすく書かれています。

SNSで多くの人と浅く広くつながるのも良い時代ですが、傍にいる人と暖かくつながることのほうが大切。
ブルーライトも眠りに良くないとされていますし、憂いを忘れる為にも夜は読書などはいかがでしょうか。


沖縄で咲くクワンソウ花です

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